人は昔からこの石の持つ神秘的な光に魅されれて、ひとそれぞれ、人生のさまざまなシーンでその大切な思い出とともにこの宝物を守り続けてきました。地球で一番硬いダイアモンドは傷ついたり、変形する事はありません。 その価値はどんなに時が経っても変わらず、母から子へと受継がれてゆきます。そうした価値の普遍性が結婚の記念品として人気がある理由でもあります。 Diamond

一番人気はソリティア(ひと粒ダイヤのシンプルデザイン) 次にダイヤをリングに埋め込んだ爪のないデザイン、 どちらにも共通することは、ダイアモンドひと粒だけのリング。 やはり思い出のリングには大切にしたいという願いが、込められているようです。 デザイン

カラット ダイアモンドの大きさではなく、重さを表します。
1カラットは0.2g、「ct」と表記されます。
同じカラットでも見た目の大きさは変わってきます。
  大きさではなく重さ
カラー Color ブライダル
クラリティ ダイアモンドの透明度を表します。
10倍の双眼顕微鏡を通してダイヤモンド内の傷や内包物の有無によって判定されています。傷や不純物がなく透明なものほど価値が高くなります。エンゲージには肉眼で傷などみえないSI以上のものをお勧めします。
  透明度
カラー Color ブライダル
カラー 無色透明であればあるほど、希少価値は高まり、それにつれて価格は上昇してゆきます。ダイアモンドの頭文字Dカラーが最も優れておりアルファベット順にZに近づくほど、わずかに黄色みを帯びてゆきます。
  無色透明であればあるほど良い
カラー Color ブライダル
カット ダイアモンドはカットすることによって、透過した光が反射しあい輝きが得られます。一般的なラウンドブリリアントカットは、形がどれだけ正確に磨かれているかによってエクセレントを最高とし、5つのグレードに分かれます。
カラー Color ブライダル

ダイヤの価格は厳密な鑑定結果によって決定されていきます。それは4Cとよばれる四つの評価基準にもとづきます。

カラットはダイアモンドを語るには最もわかりやすい基準でしょう。
大昔にカラットという木の実を天秤の分銅代わり使った由来からこうよばれます。だいたいご婚約には、0.2〜0.5ct前後のラウンドブリリアンカットのダイアモンドがよく使われます。またダイヤはそのデザインや輝きによって見た目の大きさはずいぶん変化します、やっぱりよく輝くダイヤがより大きく見えてしまいます。

カラット木の実

カラットについてもっと知りたい

ダイアモンドを贈られるのは女性にとって最大の喜びですが、単にカラットといっても、何となく大きさを表わすと皆さんは思われるでしょう。でもちょっとまって下さい。カラットはあくまで重さ、同じ 0.35ctでも上下方向に厚いダイヤは直径が小さくなります。逆だと大きくなりますが、何となく透けた感じでダイアモンド独特の鋭い輝きがそこなわれてしまいます。ようするにダイヤの大きさと重さは同じではありませんから気をつけて下さいね。ダイヤのプロポーションによって大きさは左右されてしまいます。

誰でも一度は耳にしたことのある「ラウンドブリリアントカット」その洗練されたダイアモンドの研磨技術はすでに完成されたものでダイアモンドの魅力を引き出すダイナミックな58面体のカットは人間の生み出したすばらしい高度テクニックの1つと言えます。カット評価は、カット比率、左右の対象度、研磨状態などをそれぞれに採点し総合的に判断されて行きます。肉眼で見るダイアモンドの輝きに一番影響するのは、やはりカットではないでしょうか。

理想的プロポーション
理想的プロポーション

カットについてもっと知りたい

研磨では、なるべく多くのダイアモンドを市場に供給するために、質の良い原石からより大きなダイアモンドにカットすることが求められます。質を求めて磨いてゆけば、高価なダイアモンドはだんだん小さくなります。かといって不純物やプロポーションを無視したままだと質は悪くなり、単価が下がってしまいます。というわけで市場には、それぞれのダイアモンド原石にとって研磨職人が最良と考えたカットがありさまざまなグレードのダイアモンドがその魅力を競いあうことになります。

ダイアモンドは、あくまで天然のものですから、大古に地球のエネルギーを受けて地中で結晶していくまでには、さまざまな不純物が含まれてしまうことはある意味では当然のこと、フローレスと呼ばれるまったく完璧なダイアモンドというのは市場に出回る事の少なく非常に希少であることに間違いありません。
そのダイアモンドに含まれる不純物質の量や研摩加工の際のキズ等の微少欠点を判定してランキングしたものがクラリティです。ちょっと肉眼では見分けにくいのですが、ダイヤモンドに付属の鑑定書には各鑑定機関による厳密な検査によるデーターが記載されていますので参考にされてください。
 
各ランクごとに、ダイアモンドの価格は大きく左右されます。肉眼では判断しにくい基準ですので、価格の差を理解するのはちょっと難しい基準ではあります。あなたは「それほど目立たないものなら気にしない」派?それとも「やっぱり見えないことにもには、こだわりたい」派ですか?一般的には、同じご予算であればクラリティを下げて大きなダイアにするか、それとも大きさにはこだわらないでクラリティの高いダイヤにするかどちらかの選択になる場合が多いようです。

クラリティについてもっと知りたい

ダイアモンド鉱山でとれる原石のほとんどは黄色みを帯びているのものが普通で、無色透明なダイアモンド原石は非常に希少価値の高いものとなります。評価の基準はDiamondの頭文字Dカラーから始まりアルファベット順にZに近づくほど、わずかに黄色みを帯びてゆきます。一般的にブライダルジュエリーには高品質なMカラー以上に人気が集中しています。 カラーについてもっとしりたい

カラーについてもっとしりたい

国内ではG.I.Aの基準石マスターストーンにもとづいて厳密に比較されながら判定されます。各ダイアモンドにはあらかじめ、DカラーとかFカラーといったように表示してありますので、店頭で確認することが出来ます。とはいえ、普通の人が、例えばEカラーとDカラーとのわずかな色の違いを見分けることはちょっと無理かも知れません。おそらくDカラーとHカラー(4段階)の差であればなんとかわかります。がんばって見分けてみてくださいね。